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ソノダイナミックセラピー(超音波力学的療法)
ソノダイナミックセラピーとは
ソノダイナミックセラピー(Sono Dynamic Therapy:SDT)は、腫瘍組織や新生血管に集まる性質を持った光感受性物質を患者さんに投与し、光感受性物質が集まった箇所に超音波を照射して、光感受性物質に光化学反応を引き起こして細胞毒性効果を生み出す活性酸素を発生させ、がん細胞を変性・壊死させる治療法です。
光と比較して超音波は、深い組織まで到達できるため、ソノダイナミックセラピーはフォトダイナミックセラピー(光線力学的療法)よりも、より深部のがん細胞を攻撃することができます。
ソノダイナミックセラピーの特徴
1. 低侵襲治療(体に負担が少ない治療)
体にメスを入れる必要はなく、治療において全身麻酔などの負担のかかる麻酔を使用する必要はありません。
2. 正常細胞にダメージがほぼない
薬剤ががん細胞特異的に作用するため、健康な細胞を保護しながら治療が行えます。
3. 深部のがんにアプローチできる
超音波は光よりも深部に到達するため、深部にあるがん(肺がん、前立腺がん、肝がん、膵がん等)にアプローチすることができます。
4. 外来通院治療で実施できる
入院の必要はなく日常生活を犠牲にすることがありません。
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