だ液によるがんリスク検査
だ液によるがんリスク検査とは
慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究成果をもとに開発された「サリバチェッカー」を用いた検査です。だ液中の代謝物を超高感度質量分析装置にて測定、解析することで現在、口腔がん、乳がん、肺がん、胃がん、膵臓がん、大腸がんの6種類のがんに罹患している可能性を調べることができます。
●検査可能ながん種
口腔がん、乳がん、肺がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん
検査の流れ
Step 1:問診、診察
Step 2:だ液採取(0.1mL)
Step 3:検査機関にて検査(3〜4週間)
Step 4:再診にて結果説明、生活アドバイスおよび治療方法のご提案
だ液によるがんリスク検査の原理
だ液中の成分の大部分は血液由来であり、がん細胞から作られる代謝産物も血液を経由してだ液中に分泌されます。
本検査ではこれらの代謝産物を測定し、人工知能(AI)を利用して、得られた結果ががんに罹患している場合とそうでない場合のどちらに似ているかをがん種ごとに評価します。
だ液によるがんリスク検査の特徴
●がんの種類(口腔がん、乳がん、肺がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん)ごとに現在のがんリスクを一度に検査できます。
●ステージ0、1のがんでも発見できる可能性があります。
●だ液を数滴採取するだけなので、手軽に検査を受けられます。
●痛みが苦手な方でも安心して受けられます。
検査前の注意事項
検査 2日前〜
豆類、ナッツ類、シジミを原材料とした「サプリメント」「プロテイン」「健康食品」の摂取をしない。
以下の食品の過剰摂取は控え、1日あたりの摂取量を守る。
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納豆:1パックまで
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豆腐:1/2丁まで
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豆類:50gまで
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ナッツ類:50gまで
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シジミ:約20個まで (可食部)
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醤油・味噌などの調味料:通常通り摂取OK
※コーヒー、小豆は摂取可能。 シジミ以外の貝類は摂取可能。
検査前日
夜9時以降*1「ガム」「飴」「トローチ」「水」以外の飲食をしない。
薬を服用しない*2。
*1:採取の12時間前を目安とします。
*2:薬を服用中の方は、事前に医師等にご相談ください。
検査当日
朝食をとらない。
薬を服用しない。
×入れ歯安定剤
×ガム、飴、 トローチ
※服用した場合、医師等にお伝えください。
検査1時間前
歯みがきは採取1時間前までに済ませる。
×激しい運動
×喫煙
×出血をともなうような口腔内の手入れ(歯ブラシ、歯間ブラシ、爪楊枝など)
×うがい薬
検査直前
採取15分程前にコップ半分 (100mL) 程度の水を飲む
※他の検査で水分を摂取できない場合は軽く口をゆすぐ。
※口紅 リップクリームは検査前にふきとる。
その他の注意事項
体調が悪い (風邪、 発熱、 炎症等) 場合は回復されてからの受検をお勧めします。